こんにちわ!水戸エリアアメーバの森です。
皆さんは、イオンタウン守谷の敷地内で行われた、初のマーケットイベント「and PARK Moriya Vol.01」をご存知でしょうか?
現在、日本の地方都市の多くでは中心市街地の衰退が進み、郊外などに大型ショッピングモールが次々と出店。地方にいけば何処に行ってもおなじような街の風景が広がっている、なんだかちょっと悲しいな、そんな風に感じたことはないでしょうか?
なんと!今回は、そのようなイメージを打開する、まちが、組織が、変化していくはじまりになるマーケットイベント!!「and PARK Moriya Vol.01」が、令和元年5月18日、イオンタウン守谷敷地(ヒマラヤ彬公園)内で、はじめの一歩として、開催されました。
~民間開放からはじまる新しい公共への挑戦~
今回、お客さんとしてお邪魔させていただきました。
茨城県守谷市について
守谷市(もりやし)は、人口6万7千人の茨城県南部のに位置する市です。総面積は35.71平方㎞。
下図に示すように、東は取手市、西は常総市、北はつくばみらい市に隣接、南は利根川を挟んで、千葉県野田市と柏市と相対しています。
また守谷市は、東京から40㎞圏内に位置しベットタウン的な役割を果たしており、現在でも人口が増加しております。
守谷市の産業構造についてみてみると、15才以上の生産年齢人口のうち、第1次産業につく割合が約1%、第2次産業が約30%、第3次産業が約68%です。
以前は、第2次産業が1/3を占めていたという事ですが、つくばエクスプレスの開業などの影響により、市外への通勤者の増加に伴って、第2次産業従事者が減少し、第3次産業の割合が急激に増加。
また、つくばエクスプレスと連動した沿線開発、駅前開発、関連道路整備なども盛んにおこなわれています。
つくばエクスプレスの影響は大きいですね!
なお、「住みよさランキング2018」(東洋経済報社調べ(注1参照))では、偏差値56.92ということで、なんと!!守谷市は、全国堂々の4位。なかなか。
(注1)「住みよさランキング」とは、東洋経済新報社が、全国の市区を対象に「住みよさランキング」を1993年以来毎年公表しているもの。
「安心度」、「利便性」、「快適度」、「富裕度」、「住宅水準充実度」の5つの視点から選んだ16の統計しようを用いてランキングを行っていいます。
イオンタウン守谷について
なお、イオンタウン守谷は、守谷駅からもっとも近い大型ショッピングモールです。
【イオンタウン守谷】
(出展:イオンタウン守谷HPhttps://www.aeontown.co.jp/moriya/より)
【住所】
〒302-0110 茨城県 守谷市百合丘 三丁目294番地1
【営業時間 ご案内】
●ショッピング・フードコート・書籍
10:00~21:00
●レストラン
10:00~22:00
●フードスクエアカスミ
平日10:00~24:00
土・日・祝9:30~24:00
●アミューズメント
10:00~21:00
●イオンシネマ守谷
9:00~24:00
(本館2階にたかはし眼科などあり)
*営業時間(開店・閉店時間)は都合により変更になる場合がありますので、HPなどでご確認ください!
【休業日】年中無休
【駐車場】1900台
アクセスについてはhttps://www.aeontown.co.jp/moriya/access/
●電車でお越しの場合
つくばエクスプレスをご利用の方 守谷駅下車 南へ500m 徒歩約10分
関東鉄道常磐線をご利用の方 守谷駅下車 南へ500m 徒歩約10分
●お車でお越しの場合
常磐自動車 谷和原ICより国道 294 号線を南方へ約3㎞
とのこと!
一般道で1時間以内圏内で移動可能な地域から、たくさんのお客様がきているという印象でした。
今回のマーケットの会場である「ヒマラヤ彬公園」はこのイオンタウン守谷の敷地内、建物の裏側のところにありました!
イベントコンセプトは「自ら暮らしを楽しむまち」
茨城県守谷市は、東京のベットタウン。人口も増加しており、「住みよさランキング」2018でも4位と、なんの問題もないように思われるかもしれません。
しかし、今後の成熟社会の到来や、変化の速い新しい価値観の時代に、まちの在り方や新しい公共について、大型ショッピングモールを運営する民間側の立場から、一石を投じようと、
イオンタウン守谷の民有地を開放して、初のマルシェイベント「and PARK Moriya Vol.01」が行われました!
イベントコンセプトは「住みよいまち」から「自ら暮らしを楽しむまち」へ
自分の日々の暮らしに、ちょっとの豊かさをプラスオンする。
ポジティブに、自ら楽しむ守谷の暮らしを手に入れる。
いつもの暮らしを楽しくするヒト、モノ、コトがみどり豊かな公園に溶け込んだマーケット
「and PARK Moriya Vol.01」
(出展:フライヤーより抜粋)
【フラーヤー表面】
【フライヤー裏面】
雰囲気のあるなかなか素敵なデザインのフライヤーです!
何処かの誰かがつくった指標での「住みよさ日本一」より、守谷に住む自分達自身で感じる「ここに住む豊かさ」を実感できるようなマーケット。
ポジティブに守谷に住むヒトたち自身で楽しみ、豊かさのある暮らしを手に入れていくマーケット、日常を楽しむ素敵なコンセプトです!!
コンセプト以上に凄いのは、地元が主体となった主催側と、民間企業との連携体制!
このマーケットの発起人は、
イオンタウン社員でありながら、
地元一般社団法人P-playersに参画した、キーマンの永井大輔さん!
●企画・運営: 一般社団法人P-players
このイベントを主催されたand PARK実行委員会や、一般社団法人P-playersは
地元団体の方々が中心になってつくられています。
そのメンバーに、イオンタウンの社員の方々が参画している。
そして、これを黒子的にサポートする役割を担っているのが、民間企業であるイオンタウンになります。
場所を提供したり、告知や店内アナウンスなど、
イオン店舗のスタッフさんが、ルールを上手く運用してサポート。
イオンタウンが公民連携における「公」の役割を担っています!
民間企業が、有効活用されていない自社の土地を公共へ開放し、
周辺エリアの魅力を生かしてまちづくりをしていく。
そういった経緯で、イオンタウン守谷の敷地内での開催が実現!!
ほんとすごいですね。
民間開放からはじまる新しい公共への挑戦だと感じました!
◆開催場所は下記の写真を見てもわかるように、イオンタウン守谷の建物のすぐ裏側の「ヒマラヤ彬公園」!
◆イオンタウン守谷に来た方も、ふらっと立ち寄られていました。
出展者は地域に根差した魅力あるお店ばかり
当日はとってもいいお天気。会場内はとてもいい雰囲気でした!
そしてたくさんのお客様!
出展されていたのは、地域に根差した魅力的なお店ばかり。自分達の日々の暮らしに、ちょっとした豊かさをプラスオンする、そんなお店がたくさんでした。
●コーヒー
●サンドイッチ、ワイン
●ピザ
●デリ盛り合わせ、スープ
などなどのフード!
また、
●無農薬の花苗、ハーブ苗などのお花屋さん
●アクセサリーや
●木製品の家具や小物
●陶のアクセサリーと器、植木鉢
などなど!!
ちばらき珈琲さんの本格コーヒー、とても美味しかったです。
一杯一杯丁寧にいれてくれます!
魅力的な店員さん。店員さんと会話を楽しむ地元のお客様!
自分も会話に混ぜて頂きました。些細なことがほんと楽しい。
無農薬の花上・ハーブ苗、ドライフラワーなどを扱うsumireno taneさん!
ピザ屋さんは行列でした!
素敵な陶器の器に、多肉植物の寄せ植え!とっても可愛いRefrappeさん。
一点一点てづくりとのこと。自宅用に購入させていただきました。
素敵!
もちろん、ワインなどのアルコールもありましたよ!ルフランさんとても美味しかったです。
船橋ビール醸造所と、主催のP-playersさんのブース!本部的な役割を果たしておりました!
子供連れで賑わうイベント「PARK Moriya Vol.01」
このイベントに参加してみて、おっ、と思ったのは、子供連れの方が多い、ということ!!
マーケットの真ん中あたりのスペースには、みんなが休むことができる休憩スペースが設置されていてました。
親子向けのワークショップも、たくさん開催。休日の土曜日親子で過ごす姿、とてものんびりです。
守谷の暮らしを豊かにする、出会えてよかったと思えるそんなマーケット!
イオンタウン守谷!今後のイベント情報
【イオンタウン守谷内ヒマラヤ彬公園での、今後のイベント情報】
and PARK MORIYAは
今後定期的に開催される予定です!
不定期月 第三土曜日とのこと!
●次回以降の開催予定については!
第2回 令和元年 7月20日(土)
14時から19時30分(ナイトマーケット)
第3回 令和元年 8月17日(土)
14時から19時30分(ナイトマーケット)
第4回 令和元年 9月21日(土)
14時から19時30分(ナイトマーケット)
第5回 令和元年11月16日(土)
10時から16時
とのことですよ!
and PARK MORIYA Vol.1のFBページはこちらです!
https://www.facebook.com/events/347981622733783/
お近くの方、興味のある方、ぜひふらっと参加してみてください!
まとめ:パビリックマインドをもった民間企業が世界を変えていく!
今回、イオンタウン守谷敷地内でのマーケットイベントにお客さんとして参加させていただいた感想をまとめると
●まちづくりの敵だと思っていた大型ショッピングモールが、有効活用されていない民有地を公共に開放し、周辺エリアの魅力を生かしてまちづくり!守谷に住む人たち自分自身が「守谷の豊かさ」を実感できる、そんな暮らしを、自分達の手でつくりたい、というコンセプトのマーケットを開催。全国どこでも同じ仕様の店舗を展開し利益をあげている企業の試みとして、とても素敵なものだと思い、公共への可能性をかんじました。
イオンは敵じゃない。
●大企業であっても、従来の組織のやり方にとらわれず、新しい挑戦をしていくことは素晴らしいと感じました。すごいのは、地元が主体となった主催側と、民間企業との連携体制! 小さな一歩ですが、公共の担い手としての可能性を秘めているイベントであるとかんじまいした! パビリックマインドをもった民間企業が世界を変えていく!
民が公共空間をつくりだすこともできる!
暮らす幸せを感じられるまちへ!
民間開放からはじまる新しい公共への挑戦!!
お写真は、このイベントを仕掛けた、and PARK実行委員会の方々!!!
(左が、キーマンの永井大輔さん!)
やっぱり、まちを、組織を、世界を変えていくのは、人ですね!
みなさんはどんなことを感じましたか?お会いした時や、コメントなどでご意見聞かせてください!
ではでは!
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